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お母さんのお腹の中に入るまでの素敵な冒険 「ようこそ!あかちゃん」

¥4,176 税込

送料が別途¥600かかります。

コウノトリがお母さんの元へ赤ちゃんを届ける途中、妖精の国で一休み。
赤ちゃんは妖精たちと楽しく遊びます。 赤ちゃんは無事お母さんの元へ辿りつけるでしょうか。 お母さんの元へやってくるまでの素敵なお話です。

★こういう場面で選ばれています。
・出産祝いとして
・パパから出産を頑張ったママと赤ちゃんへプレゼント
・お父さん、お母さんから赤ちゃんへプレゼント
・産婦人科からのお祝い品として

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【やまだ あやこちゃん】へ せかいで たった いっさつの えほん。

【あやちゃん】 うまれてきてくれてありがとう。

【2011年12月21日 おとうさんおかあさんより】

ようこそ!【あやちゃん】
ようこそ!あかちゃん

こうのとりが【あやちゃん】を おとうさんの 【ひできさん】
おかあさんの 【ひとみさん】に とどけるために
【かなざわし】に むかって とんでいました。

「【あやちゃん】が うまれる【2011ねん12がつ21にち午前5じ38ふん】までには
まだ だいぶ じかんも あるなぁ。 ちょっと ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて いたので
つかれて いたのです。

こうのとりは きれいな おはなばたけに まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって やすんでいる あいだに
【あやちゃん】は はいはいして おはなばたけの さんぽに でかけました。

【あやちゃん】が おはなばたけに はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おうじょさまが あらわれました。

「ここからは ようせいの くにですよ。
 ようせいで ないと はいれませんよ。」

【あやちゃん】は なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おうじょさまは
「【あやちゃん】を ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。

すると 【あやちゃん】の せなかに
かわいらしい はねが はえました。

はねが はえると そこに ちいさな はなの ようせいが あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを あんないします。」

【あやちゃん】は はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを とんで いきました。

「ようせいの くにの おともだちに しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは 【あやちゃん】をみんなの ところに つれて いきました。
「みなさーん あたらしい ようせいの 【あやちゃん】ですよー。」
おはなに たくさん ちいさな ようせいたちが あつまって きました。
あたらしい おともだちが できて みんな うれしそうです。

「【あやちゃん】の かんげいかいを しましょう」
みんなが いいました。

ちいさな ようせいたちは 【あやちゃん】の ために
ジュースを つくろうと たくさん くだものを もって やって きました。
【あやちゃん】の ための ごちそうです。

「どうして みんな はじめて あったのに こんなに しんせつに して くれるの?
「だって 【あやちゃん】の よろこぶ かおが みたいんだもの。」

ちいさな ようせいたちが こたえました。
【あやちゃん】は うれしくて ジュースを いっぱい のんで しまいました。

「それでは こんどは みんなで かくれんぼを しましょう。
 わたしが おにに なるから みんな かくれて いいですよ。」
と はなの ようせいが いいました。

それを きくと みんなは あっと いうまに
おはなの かげに かくれました。

【あやちゃん】も いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかってしまいました。

「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは 【あやちゃん】が おにに なる。」
と 【あやちゃん】が いいました。

「えっ 【あやちゃん】が?」
みんなは おどろきました。

「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは 【あやちゃん】に たずねました。

「だって みんなの よろこぶ かおが みたいんだもの。」
と【あやちゃん】は こたえました。

みんなは 【あやちゃん】が こころの やさしい こだと おもいました。
それで ようせいの おうじょさまが【あやちゃん】を ようせいに
したんだと おもいました。

ちいさな ようせいたち みんなは そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて びっくりぎょうてんしていました。
【あやちゃん】は たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。

あまり とびまわって いたので みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで おひるねを しました。

【あやちゃん】の まわりに みんな よりそって
しあわせそうに ねて しまいました。

しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが きこえて きました。

「【あやちゃん。】」
「あっ こうのとりの こえだ。」

みんなも「きこえる きこえる。」と いいました。

【あやちゃん】みあたらないので こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。

「もう いかなくては。」
【あやちゃん】は いいました。

「また あそびに きても いい?」
【あやちゃん】が たずねました。

「でも にんげんに なったら ようせいで なくなっちゃうから
 わたしたちの ことなんて きっと わすれちゃうよ。」

ちいさな ようせいたちが いいました。
「ぜったいに わすれない!」

【あやちゃん】は おおきな こえで いいました。
「さようなら また くるね。」

【あやちゃん】は こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの おはなばたけから でて いきました。

すると 【あやちゃん】の せなかの はねが きえました。

「さようなら また あそびに きてね。」

ちいさな ようせいたちは
【あやちゃん】に てを ふりました。

すると そこに また ようせいの おうじょさまが あらわれました。
そして いいました。

「だいじょうぶ。【あやちゃん】は こころが ようせいに なりましたからね。
 はねなんか なくても いつまでも みんなの ことを わすれませんよ。」
ちいさな ようせいたちは あんしんしました。

「そうだよ。【あやちゃん】は ようせいの こころを もった
 ステキな にんげんに なるよ。」

「そうすれば きっと また あそびに きて くれるよ。」

【あやちゃん】
ようせいの こころ わすれないでね!

【あやちゃん】は 【やまださんふじんか】の
【やまだせんせい】の おかげで
【しんちょう 49せんち たいじゅう 3260グラム】でたんじょうしたのでした。

おとうさんと おかあさんは
【あやちゃん】が うまれて だいかんげきでした。

みんなは【あやちゃん】の たんじょうを おいわいして くれました。

それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおを して かえって いきました。

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